徹底解説!屋根のリフォームの際に1円でも安く済ませる秘訣

徹底解説!屋根のリフォームの際に1円でも安く済ませる秘訣
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屋根を塗装すべきか、また屋根を全面葺き替えるべきかと、屋根リフォームには、いろいろ悩みが尽きません。

でもそんなに悠長に悩まれてていいのですか?そうして悩んでいる間にも屋根はドンドン傷んできます。リフォームを後回しにすればするほど、より費用が掛かってしまうことは分かっているけど…。

しかし、どんな屋根リフォームが一番いいのか分かりませんよね。

そこで、まずは主な屋根リフォームの種類3つをお伝えしたあとに、費用対効果を上げることで屋根リフォームを安く済ませる方法と業者選定のポイントと屋根リフォームの費用目安、それと負担金0円で屋根をリフォームできる可能性についてお伝えしますね。

\屋根塗装は助成金で安くなる/屋根塗装の費用を助成金で抑える方法

屋根のリフォームは主に3種類があります

はじめに、代表的な屋根のリフォームを3種類をお伝えします。多くの人は屋根リフォームといえば、下記の3つを頭に思い浮かべるのではないでしょう。

屋根塗装

7スレートにコケ

屋根塗装とは、屋根材の表面を洗浄して再塗装することです。屋根材や勾配、天候などの違いにより、塗装方法や塗料種類、工事期間は異なってきます。

メリット ・3種類の中で一番安くできる
・住まいの大変景観が良くなる
・雨漏りが防止できることもある
デメリット ・10年足らずでまた塗装が必要になることがある
・ヘタな業者だと雨漏りが発生することがある

屋根塗装の費用を1円でも安くしたい人は、「知らないと損!0円で屋根のリフォームができる可能性がある全手法」で、その方法を詳しくお伝えしています。

屋根の葺き替え

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屋根の葺き替えとは、瓦やスレート、トタンなどの屋根材と、その下に敷いているルーフィングや野地板を全て撤去して、新品に変えることです。

メリット ・屋根が新築なので10年前後はメンテナンスフリーになる
・屋根が軽くなるので住宅の耐震性がアップする
・多くの場合は長期間の雨漏り補償が付いている
・住まいの景観がアップする
・雨漏りの心配が無くなる
デメリット ・工事費用が百万円以上と高い
・工事期間が10日以上と長い
・仮住まいが必要になることがある

築年数50年以下の住宅であれば経年劣化に加えて風や雪の影響で、不具合が生じているとも考えられますので、火災保険で葺き替えリフォームできる可能性もあります。

その理由は「知らないと損!0円で屋根のリフォームができる可能性がある全手法」をご覧ください。

もしも50年以上の住宅であれば、費用が掛かる葺き替え工事を強くおススメします。その理由は「屋根を葺き替えする時に必ず知ってほしい6つのアドバイス」で詳しくお伝えしています。

屋根カバー工法

10カバー工法

屋根カバー工法とは、古い屋根の上に新しい屋根を増設することです。スレート屋根のリフォームによく用いられる工法で、古いスレートの上に新しい屋根材を敷いてリフォームします。

メリット ・住まいの景観が良くなる
・工事期間が短い
・葺き替えより費用は安く済む
・基本的には雨漏りが止まる
デメリット ・一度雨漏りすると多額の修理費用が掛かる
・屋根が重くなるので耐震性が悪くなる
・屋根裏の換気がうまくできない

しかし、私たちはこの屋根カバー工法をあまりおススメしていません。その理由は「屋根カバー工法の具体的な内容とおススメできない理由を解説」で詳しくお伝えしています。

屋根のリフォーム費用を安く済ませる方法

多くの人は、日ごろから目にする室内や外壁のリフォームはよく検討されていますが、屋根って普段ほとんど目にすることはないので、ついつい後回しにされている傾向があります。

そのため、雨漏りがし始めてから、屋根のリフォームを検討される人がほとんどですよね。

しかし、それでは、その屋根リフォームが費用対効果的にはすごく悪くなって、結局は費用が高くなってしまう可能性があります。そこで、次に、その費用対効果が悪くなる原因と反対に費用対効果が良くなる屋根をリフォームするタイミング目安をお伝えしています。

リフォームが必要になる原因が水分だから

室内のリフォームを思い出してください。まず一番にリフォームしようと思われる箇所は水回りですよね。なぜならば最も傷みが早く激しくからです。

そして、屋根は、室内を雨風から守りために雨の日は雨ざらしになり、天気のいい日は直射日光に晒されて、実は室内の水回りよりも傷みが早く激しいのです。

しかし、屋根を直接見る機会はほんとんどありませんし、たまたま雨漏りしていないから、その傷みに気づいていないだけなのです。

屋根を中心に外回りのリフォームを考えるべき

多くの塗装業者は、顧客の目につきやすくて売上が上がりやすい外壁塗装をまずお勧めしますが、それは間違っているのです。なぜならば、外壁よりも屋根のほうが何倍も傷んでいるからです。

無論、塗装業者もそれは知っていますが、雨漏りしていない限りは、「屋根のリフォームはいりません」と言われて、断れらるケースが多いようです。

しかし、このページを読まれたあなたは、自分が気付いていないだけだということを理解して、住まいの外回りリフォームをお考えの際は、必ず屋根のリフォームを中心に置くようにしましょう。

リフォームのタイミングは「屋根2回=外壁1回」が目安

具体的には、屋根のリフォーム回数が偶数の時に、一緒に外壁もリフォームするというタイミングでいいと思います。「前回の屋根リフォーム時は外壁も一緒にやったから、今回は屋根リフォームだけね」という感じですね。

具体的なタイミング年数を上げると、屋根リフォームは7~12年に1回で、外壁リフォームは、その倍の14~28年に1回が妥当ではないでしょうか。

どうしても外壁は目につきやすいので、「こんなに汚れているから、そろそろリフォームを…」と思われがちですが、屋根しいては住宅全体のリフォームの費用対効果を考えれば、外壁の見た目よりも屋根の機能性保持を優先させたほうが安くなるわけです。

やはり外壁との同時に屋根リフォームはおかしい

でもそうはいっても、ネット上で「外壁リフォームと同時に屋根もリフォームするとおトクですよ」という宣伝文句を見かけませんか?そのワケは足場の費用を節約できるからとのことです。

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 外壁のリフォーム工事時に足場を掛けるため、ついでに屋根リフォームも依頼すると その足場をそのまま利用して屋根をリフォームできるので足場費用が二重に掛からないということです。

足場費用については「足場は必要?不要?|その費用目安について」で詳しくお伝えしています。

一見、非常に合理的なリフォーム方法だと思われると思いますが、はたして本当にそうでしょうか。足場費用を節約するため屋根をリフォームするなんて、何だかピントがずれていると感じるのは私だけしょうか。

そのピントずれの起因は2つあります。

起因① 外壁と屋根が逆です

屋根の機能は、室内はもちろん外壁も雨風から守ることです。当然、外壁は屋根に守られているので、その傷み具合は屋根に比べて少ないです。

それにもかかわらず「傷みが少ない外壁のついでに傷みの多い屋根もリフォームしましょう」は間違っていますよね。正しくは「屋根リフォームのついでに外壁もリフォームしましょう」ではないでしょうか。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。その理由は2つあります。

【理由①】
お客様は雨漏りしない限り屋根のことをあまり気にされないので、屋根リフォームの要望が少ないからです。
【理由②】
業者側の都合ですが、屋根に上れる職人が少ないので外部委託したりして手間や費用が掛かって屋根リフォームに対応できる体制にできていないからです。

この2つの理由で、本来はまず屋根リフォームを提案すべきところ外壁リフォームを優先して提案してしまっているようです。私の経験からは、屋根リフォーム工事時の足場を利用して外壁リフォームをするのが最も合理的と思われます。

起因② 毎回、両リフォームをする必要はない

先ほどもいいましたように、屋根が外壁を雨風や紫外線などから守っています。そのため外壁より早く屋根が傷んでしまいます。

ネット上で「外壁リフォームと同時に屋根もリフォームするとおトクですよ」という言葉が繰り広がれている背景には「外壁リフォームの度に屋根もリフォームしましょう」という意味合いもありますよね。

傷みの進行度合いが違うのに、毎回一緒にリフォームしましょうと提案するのは間違っています。

通常、屋根が傷む進行度合いは外壁の約2倍といわれています。普段、屋根のことは気にされていない方は、そんなに違うの?と思われるかもしれませんが、これは事実です。

そのため外壁リフォームと屋根リフォームを毎回同時にする必要はありません。コロニアル屋根の場合ですと 屋根リフォーム2回に付き、1回外壁リフォームも検討されれば十分でしょう。

外壁が傷んでいないのに、足場費用がもったいないからと無理やり外壁をリフォームする必要はありません。

 ワンポイント
ここで私が訴えたいのは、業者の宣伝文句に惑わされず屋根リフォームに主眼を置き、外壁の状態をみて必要であれば足場費用を節約するために外壁リフォームも検討していただくのが、一番費用対効果が優れているということです。

普段あまり目に入らない屋根だからこそ、リフォームを検討されるときは一番優先されることをおススメします。

屋根リフォーム費用の目安表

通常、屋根のリフォームといえば、「屋根の塗装」と「葺き替え」、それに古い屋根の上に新しい屋根を重ねる「屋根カバー」の3つの方法が一般的です。

まずは、その3つの費用目安をお伝えしています

 屋根塗装工事  35万円~120万円
 葺き替え工事  100万円~300万円
 屋根カバー工法  80万円~250万円
  • 上記金額は、あくまでも一般的な規模の戸建住宅である10坪~30坪あたりの業界目安とお考えください。
  • 緊急性や破損状況、屋根勾配、リフォーム施工方法などにより目安の範囲外になる可能性があります。

0円で屋根をリフォームできる可能性

【注意】
今からお話することは、すべての屋根リフォームに当てはまることではありません。損傷などの壊れにより屋根をリフォームされる場合は当てはまります。しかし、ただ単に外観をきれいにする屋根リフォームは、当てはまりませんのでご注意してください。

リフォームが必要になった原因や屋根状況によっては、そのリフォーム費用が収支0円になる可能性があります。そのキーワードは「火災保険」です。

火災保険に加入済みの方は、じっくりとお読みください。未加入の方は、今後の有益情報としてお読みください。そして納得されましたらすぐにでも火災保険に加入しましょう。

では、0円で屋根をリフォームできる方法に必要な火災保険から説明します。

火災保険について

当初、住宅などの建物が火事で燃えてしまったときに補償する保険でした。当時の名残りで火災保険という名称が広く周知されているが、現在では火災のほか、「落雷」「風災・雪災・ヒョウ災」も基本補償されているものがほとんどです。

最近では「水害」「水濡れ」「盗難」なども対象に含まれた、より充実した補償が受けられる住宅総合保険も登場しています。住宅総合保険も当然「風災・雪災・ヒョウ災」を補償する保険ですので、ここでは火災保険と同一表記させていただきます。

注目して欲しい点は「風災補償」です。火災保険の「風災補償」について、その詳細は「火災保険を使って屋根修理が0円でできる仕組みと確実な申請方法」で説明しています。火災保険に加入されている方は必見です。

屋根リフォーム業者が火災保険に触れない理由

では、なぜあなたにメリットがある火災保険の風災補償について、通常業者が積極的に触れないかと申しますとその理由は大きく3つあります。では、1つずつ説明していきます。

邪道だと言って保険申請サポートしない

これは、創業年数が多い業者に見られる傾向です。たとえ、お客様のメリットになっても今までと仕事の流れが変わってしまうので拒絶します。

時代の流れについていけない旧態依然の業者は、邪道だと言って保険申請サポートはしません。

申請経験が乏しいので良い結果が出ない

一番多い理由がこれです。保険申請には基本的なことが書かれている書類はいくつもありますが、本当に価値のあるマニュアル本などは一切ありません。

そのため多くの業者が保険申請を試みても思うような結果が得られず、お客様とトラブルになりトラウマになっているようです。

集金までに時間が掛かる

通常ですと「見積り→リフォーム工事→集金」と見積りから集金まで、比較的短期間でかつ二者間だけのやり取りで済みますが、火災保険で屋根リフォームを行う場合は保険会社(鑑定会社)も含めて三者間でのやり取りや連絡になるので、どうしても時間が掛かります。

さらに保険金額の確定、支払いまでに長いときは2~3ヶ月も掛かることがあります。

上記3つの理由で…

通常の修理業者は保険申請を敬遠されるようです。それを正直にお客様には言えないので、火災保険の風災補償について知っていても案内しないようですね。

または苦し紛れに火災保険で屋根をリフォームする業者は違法業者だと告げているようです。

DIYによる屋根リフォームはやってはいけません

この項目では、屋根に上ることが平気で日曜大工が得意な人に向けて、DIYで屋根のリフォームをしてはいけない理由3つをお伝えします。

屋根からの落下危険があるから

ご存知の通り、一階屋根は頭上よりも高い位置にあります。ましては三階になると、10メートル以上の高さになりこともあります。

そんな高い位置から万が一落下してしまうと、運が良くても骨折の危険があります。また最悪の場合は、脳に致命的損傷を受けたり、命を落としてしまう危険さえもあります。

特に高所が平気で作業に没頭している人ほど、その危険性が高いようです。事実、経験豊富な屋根調査員でさえ、年に数人ほど死亡しています。

足元が不安定でキチンとリフォームできないから

日曜大工が得意と思っている人でも、それは足元が床などでしっかりと水平で安定している場合に限ってでしょう。多くの人は、足元が不安定になると、途端に不器用になってしまいます。

椅子や机、棚などのDIYが得意な人でも、三角屋根の上では、足元がおぼつかなくなりキチンと屋根をリフォームすることは非常に困難といえます。

雨漏りが止まらず結局は費用が高くなるないから

特に雨漏りを止めるためにDIYを検討されている人は、絶対に屋根のリフォームは厳禁です。なぜならば、場合によっては雨漏りの原因が複雑かつ不明で雨漏りが止まらないからです。

我々のような専門業者でさえ、雨漏り原因がわからないことがあります。ましては一般の人が100%雨漏りを止めることはほぼ不可能です。

むしろ反対に屋根の上でリフォーム作業することで、屋根を傷つけて雨漏りを酷くしていると思っていいでしょう。

悪徳業者に出会わないための優良業者の見分け方

基本的に屋根のリフォームをDIYでしてはいけないということはご理解していただけたと思いますが、そうなると必然的に業者に依頼することになりますよね。

でも知らない業者に自宅の屋根をリフォームさせることは何かと不安ですよね。

そこで、最後に、その不安を少しでも解消できるように悪徳被害を回避できる優良業者の見分け方をお伝えしています。

問い合わせ時に「魔法の言葉」を言うだけ

屋根リフォームを予定の業者に「ある問合せ」を電話で行なうだけです。具体的には「突風後に屋根が壊れたようなのですが、安くリフォームしていただけますか?」と電話で問合せするだけです。

私たちはこの問合せを「魔法の問合せ」と呼んでいます。※突風が吹いていなくても あえてこの言葉をその業者にぶつけてみてください。

たったこれだけの問合せで面白いようにその業者の優劣が分かります。その業者の対応が「とりあえず壊れた箇所を無料調査させてください」というような趣旨であれば残念ですが、その業者は優良業者とはいえません。

「魔法の言葉」で優良業者が分かる理由

一見 はじめに無料調査することは良心的な業者と思われますが、それは大きな間違いです。

その間違いのワケは、突風で屋根が壊れたのなら火災保険の風災補償でリフォームできるにも関わらず、火災保険の加入有無を最初に確認していないからです。

自社の売上だけを主眼にして、すぐに無料見積りを勧める業者は、修理工事内容も同じく自社利益のために手抜きにされる可能性も高いといえるでしょう。

優良業者とは、まずはお客様のことを第一に考え、お客様負担がない火災保険の風災補償について言及する業者のことではないでしょうか。

まとめ

この記事では、屋根リフォームの費用目安とリフォーム方法、火災保険で屋根をリフォームできる可能性、屋根リフォームと外壁リフォームの関連などをお伝えしましたが、参考になったでしょうか。

もしも火災保険に加入済みで、屋根のリフォームをお考えでしたら、まずは私たちのように火災保険の申請に詳しい屋根修理業者に相談されることをお勧めいたします。

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PR編集部

すべての人にとって大切な住居。その屋根を修理するのに、助成金を利用するのは当然の権利であり、誰もがきちんと利用するべきだ。私たちはその事実を広めるお手伝いをしたいと考えています。

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