屋根の漆喰補修する時、絶対に押さえておくべき7つポイント

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屋根漆喰近くで屋根工事やっている業者から「漆喰が崩れていますよ。このままじゃ雨漏りになるから、見積りを出しましょうか」と言われ、その金額が想像より高くてびっくりされていませんか?

近年は、リフォーム詐欺が横行している時代です。その業者はボッタクリ業者かもしれませんよ。反対にあなたが高いと思っているだけで、意外とその見積り金額は相場なのかもしれませんよね。

そこで、今日は屋根漆喰の補修方法と、その費用価格の相場を一挙にお伝えします。ぜひ、この記事をご覧になって、屋根漆喰の補修価格の相場感を掴んでください。

 1.屋根漆喰の補修方法

4崩れている漆喰1

漆喰に崩れがあると、その部分から雨水が染み込んで雨漏り原因になる可能性もあります。ここでは、一般的な屋根漆喰の補修方法をお伝えします。

1-1.古い漆喰を処分

4漆喰取り除き後

まずは、養生後、表面の漆喰のみを専用ヘラで、丁寧に取り崩し処分します。その際は漆喰の下にある葺き土はそのまま残しておきます。

 1-2.葺き土を整え、湿らす

4葺き土を濡らす4濡れた葺き土

葺き土とは、漆喰を塗るための下地になる土のことです。表面が凸凹していると、漆喰が塗りにくく、また厚みにムラができるので均等にします。その後、漆喰との付きをよくするため、スプレーで濡らします。

1-3.漆喰を塗布

4漆喰塗り込み中

漆喰を隙間なく均一に塗ります。コツは適量で塗ることです。アルバイト職人は作業効率・見た目をよくするため多めに漆喰を塗りますが、それでは本来の箇所よりはみ出て直接雨水が当たって、漆喰の崩れに発展します。

1-4.表面を整え、仕上げ

4漆喰ならし中35漆喰補修仕上げ

専用コテを使って漆喰の表面をならし、整えます。この際に雨仕舞いをしっかり考慮して、漆喰が多いようであれば減らします。乾燥すれば仕上げです。

【南蛮漆喰とは】 塗りと仕上げが同時にできる便利な漆喰といえます。本物の漆喰は何工程もの作業が必要ですが、南蛮漆喰は1工程で仕上げ作業までできる優れた漆喰です。通常、漆喰といえば、この南蛮漆喰を指します。無論、本物の漆喰で補修されたほうが耐候性は良くなりますが、価格も当然高額になります。一般的な和風瓦の住宅では南蛮漆喰で十分でしょう。

2.DIYはやめておこう

屋根漆喰:DIY×

漆喰補修を「ただ漆喰を剥がして、塗るだけだろ」と思われてDIYに挑む方は、必ず後悔します。上記写真にようにまとめて見ると簡単そうですが、実際にやるとなると、補修作業よりもむしろ下準備のほうが、手間が必要なのです。

2-1.手間が掛かる下準備

例えば「足場の組み立て」「専用工具の準備」「漆喰をならす道具」「漆喰の購入」「腰袋や底が薄い靴の準備」など、まだまだあります。

2-2.雨漏りの危険度がアップ

さらに一般の方が、屋根に上ると瓦を割ったり、漆喰が塗りすぎて、雨漏りの原因を新たに作ってしまうことになりかねません。手間と時間ばかりが掛かり、結局は形だけの漆喰補修になってしまいます。

逆に雨漏りが発生して、より高額な漆喰補修価格を払わなければならない状況になることもあります。極力、漆喰補修は業者に依頼しましょう。

3.屋根漆喰の補修価格相場

4,000円~7,000円/メートル 合計39万円~67万円
24万円~42万円/1軒
※一般的な屋根では、漆喰の長さは約60メートル
足場代:15万円~25万円

 

意外と高額でびっくりされていませんか?たった1メートルほど漆喰を補修するだけで最高7,000円程度掛かってしまいます。しかし、現実は上記金額が相場なのです。もちろんこの金額より安い業者はいます。それは手抜き業者か、アルバイト職人による雑な補修工事もしくは違法工事でしょう。

キチンとした屋根の漆喰補修をしようと思えば、高額な補修費を払うしかありません。そのワケは次項目で説明しましょう。

 4.屋根漆喰の補修価格が高い2つの理由

漆喰補修価格が高額になってしまう理由は、主に以下の2つがあります。

4-1.職人の人件費

ベランダ屋根:優良業者2

住宅関連の職人はある程度、多くいらっしゃいますが、屋根に上れる職人となると極端に減少します。まして平成26年現在では、東北の復興事業と東京オリンピックの特需で、益々一般住宅に従事できる職人は減少傾向になります。需要と供給のバランスで人件費は年々、上昇しています。

さらに漆喰補修などの屋根修理には、豊富な経験と屋根構造の知識が必要です。そのため、一人前になるには、最低でも3年、長ければ5年以上の年月を要します。その期間の教育費用も職人の人件費をアップさせる要因です。

4-2.足場代費用

屋根漆喰補修の足場

意外と見落としがちなのが、足場費用です。2F屋根の漆喰を補修するには、足場が必須といってもいいでしょう。労働安全衛生規則の第五百十八条で2メートル以上の高さで作業する場合は、足場の設置が義務付けられています。

この足場代は、一般住宅ではおよそ15万円~25万円掛かるのが相場です。もちろんその足場費用は、漆喰補修価格に追加されます。足場費用については「足場は必要?不要?|その費用目安について」で詳しくお伝えしています。

5.漆喰補修価格を0円にできる可能性

もしも、すでに火災保険に加入中でしたら、漆喰補修価格を実質0円にできるかもしれません。その理由は火災保険の「風災補償」です。風災補償とは、風によって損害を受けた場合にその損害費用を保険会社がカバーしてくれることをいいます。

ほとんどの方は、漆喰の割れや崩れは100%経年劣化だと思われていますが、決してそれだけではありません。多くの場合が、「経年劣化」+「風」や「地震」の影響で漆喰は傷んできます。

「地震」の場合は、地震保険に加入されていないと保険でカバーされませんが、「風」の影響なら、今加入されている火災保険で漆喰を補修することができます。詳しくは「知らないと損!屋根修理の費用目安と0円で直してもらう方法」で詳細を説明しています。もちろん屋根漆喰も屋根の一部なので「風災補償」の対象です。

6.詐欺業者に騙されない方法

詐欺業者は次から次へと、新手の詐欺手口を生み出し変化します。特にインターネットが発達した現在では、そのスピードは数年前の倍以上の勢いです。一般の方はまず、そのスピードについていけないでしょう。いくら詐欺情報を調べても、その時点でその手口は陳腐化しているかもしれません。

そんな不毛な情報戦を繰り広げるよりも、もっとシンプルに考えませんか?そうです!詐欺業者情報を調べて避けるよりも優良業者を見つけ出しましょう。

優良業者はその名にとおり、正々堂々と営業活動を行なっているので、変化は必要ありません。また優良業者は、お客様のメリットを一番に優先して日々営んでいます。だから実質0円で屋根漆喰を補修できる方法を必ず、アドバイスしてくれるはずですよね。

アドバイスしてくれるかどうかは、たった電話1本で誰にでも確認できます。その具体的な確認方法は「屋根修理の詐欺被害に遭わないたった1つの方法」に記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

7.よくある質問

ここでは、皆さんからよくいただく質問を3つお伝えします。疑問に思われていた方は参考にしてください。

7-1.変色だけでも補修は必要?

すぐに補修が必要になるわけではありませんが、数年後には漆喰補修が必要なると覚悟を決めて、普段から業者選びのため、ネットや近所の業者情報を収集しておくのがいいでしょう。

7-2.漆喰の崩れは雨漏りの原因にもなるのか?

漆喰の傷みそのものが原因で雨漏りになることはありません。なぜならば、本来漆喰は雨水の経路に塗ることはないからです。しかし、漆喰が雨水で痛んでいる可能性が高い場合は、別の意味で雨漏りの心配があります。

その意味とは、本来雨水の経路でないところに雨水が流れている可能性が高いので、漆喰以外の屋根構造に問題がある可能性があるという意味です。早めに業者で屋根点検をして問題箇所を改善しましょう。

7-3.メンテナンスの頻度は?

基本的には15年に1度程度です。しかし、お住まい地域の気候や漆喰を施工した腕によっては15年よりも短くも長くもなります。年に1度程度は、自分が見える範囲だけでも構わないので、目視チェックしましょう。漆喰のヒビ割れや崩れがあれば、その都度メンテナンスをすることをおススメします。断然、まめにメンテナンスするほうが安く付きます。

8.まとめ

どうでしょうか?漆喰補修価格の相場感は掴めたでしょうか。また価格が高いのも納得していただけたのではないでしょうか。火災保険に加入済みの方は、ぜひ一度「風災補償」を試してみてください!

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越尾 酉太

越尾 酉太

株式会社ジャスト 社外相談役の越尾酉太です。一般社団法人 日本損害保険協会の鑑定人でもあります。火災保険で屋根修理出来ることが、保険加入者の「当然の権利」であることを皆様にお伝えするため、日々奮闘中です。

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皆様からのコメント

  1. 新井義和 さんのコメント:

    HPを見させていただきました。
    その中の内容で
    「作業効率・見た目をよくするため、多めに漆喰を塗りますが、それでは直接雨水が当たって、雨漏りの原因に発展します。」
    よくわかりません。
    もう少し説明お願いいします。

    • 越尾 酉太 越尾 酉太 さんのコメント:

      新井さま

      ちょっと私の表現がおかしかったですね。基本的に漆喰は雨水が直接当たらない箇所に塗ります。それで多く塗ると、はみ出てしまい、直接雨水が当たるようになり、その部分の漆喰が崩れて、その欠片が原因で雨漏りする危険が多くなるという意味です。

      記事もわかり易く修正しておきます。

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