住宅の屋根構造を5つのポイントで分かりやすく説明

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屋根構造02

新築時の屋根工事風景を見てたり、雨漏りが発生して、そういえば屋根の構造ってどんな風になっているんだろうと思われたことはありませんか?

そこで、この記事では屋根構造の基本的なことをお伝えしたいと思います。知っていると、今後の屋根修理などの際に、きっと役立つこと間違いありません

 1. 屋根構造の基本

上記のように屋根構造の基本は「垂木」「野地板」「ルーフィング」の3つの部材の上に、スレートや瓦などの屋根材が設置され構成されています。「垂木」「野地板」「ルーフィング」の3つは、どの屋根種類でもほとんどその構造や機能は同じです。

1-1. 垂木(たるき)

43屋根構造:垂木単品→2gif43屋根構造:垂木

垂木とは、屋根に傾斜をつける木材です。屋根の一番高い箇所(棟)から下方向(軒)に斜めに長い木材が使用されるのが一般的です。横方向には、約45㎝間隔で取り付けられます。

1-2. 野地板(のじいた)

43屋根構造:野地板単品→2gif43屋根構造:野地板

野地板とは、その垂木の上に設置される板状の部材です。後工程のルーフィングやスレート、瓦などの屋根材をのせる下地材になります。その材質は、主に9mmまたは12mmの厚さのコンパネ板が使用されています。

1-3. ルーフィング

43屋根構造:ルーフィング単品→2gif43屋根構造:ルーフィング

ルーフィングとは、屋根からの雨漏り防止のために野地板の上に敷く防水シート状の建材です。ルーフィングには種類がありまして、最も普及しているのが、アスファルトルーフィングです。防水性を高めるため、シートにアスファルトを染み込ませてあります。

このルーフィングの上にそれぞれの屋根材が設置され、屋根構造の全体になりますが、屋根構造の仕上げ材である屋根材部分は、大きく異なっています。次の項目では、主な屋根材部分の構造をお伝えします。

2. 代表的な屋根材の設置構造

ここでは「垂木」「野地板」「ルーフィング」以外の屋根材の設置構造についてお伝えします。代表的な屋根材である「瓦屋根」「スレート屋根」「トタン屋根」の場合は、以下のような構造になります。

2-1. 瓦屋根の構造

以前は、瓦はのせているだけでしたが、現在は、地震や突風などでずれないように釘止めするのが通常です。

2-2. スレート屋根の構造

スレートは、錆びにくいステンレス釘2本を野地板に打ち付けて固定されています。むね包み板は、ステンレスクギではなく、ステンレスビスで固定し、より耐風性を高めることもあります。

2-3. トタン屋根の構造

トタン屋根の中で、一番施工数が多い「かわら棒葺き」について説明します。かわら棒の中には、通常 木材は入っていますので、かわら棒の側面両方からスクリュークギでトタンを固定します。

3. 雨漏りを止めているのは、実はルーフィング

一般の方は、瓦やスレートやトタンなどの屋根材で雨漏りを防止していると思われていますが、実は、最終的に雨漏りの有無を決定付けているのはルーフィングなのです。

ルーフィングは、屋根材で防止できなかった雨水を野地板や屋根裏に浸み込ませないように、屋根材の下を通して軒先まで雨水を受け流す働きがあります。

 意外と思われるかもしれませんが、大雨時などには、頻繁に屋根材の下には雨水は入り込んでいます。ただ、ルーフィングの働きで室内や屋根裏に雨染みができてないだけなのです。

 屋根材にも、もちろん雨漏り防止機能は必須ですが、あくまでも化粧材であることも忘れてはいけません。雨漏り防止に最も重要なのは、ルーフィングです。※化粧材とは、表面などがきれいに加工され、見栄えを良くした部材のことです。

4. 屋根構造の修理が必要な事例

ここでは、屋根構造にも修理が必要になる代表的な事例を3つ挙げます。

4-1. 屋根面が波打っている

野地板が水分を含んで腐食していると、このような現象になります。いくら雨漏り修理しても次から次へと新たに雨漏りしだすので、必ず野地板を交換する修理をしましょう。

4-2. 軒が下がっている

垂木に水分が含まれ、腐食したり、その水分が冷凍⇔解凍を繰り返すと、垂木の強度が弱まり、屋根材や積雪などの重みで軒が下がることがあります。こうなったら、垂木からすべての屋根構造を交換修理する方法しかありません。

4-3. 複数箇所から雨漏りしている

43屋根構造:雨漏り143屋根構造:雨漏り2

ルーフィングの経年劣化が進むと、その防水機能がなくなり、屋根面全体から雨水が浸入して、あちらこちらで雨漏りするようになります。雨漏りを止めるには、新しいルーフィングを敷き直すことが不可欠です。

5. 優良な修理業者を100%見つけ出す方法

あなたが安心して任せられる優良業者って、どんな業者のことを指しますか?すぐに来てくれる業者ですか?安い業者ですか?

実は、両方とも悪徳業者の典型です。

・すぐに来てくれる業者
プリント
・無料で応急処置をして修理契約を断ると、割高な出張費や応急処置料を請求

 ・安い業者
プリント
・修理工事中や修理工事後に、多額の追加料金を請求

本当の優良業者とは、確かな修理工事を行ない、かつ修理費用の負担が1円でも安く提案できる業者ではないでしょうか。つまり、お客様のメリットを最優先に考えている業者ですよね。

実は、そんな本当の優良業者を電話1本で見分けられる方法があります。誰でも簡単にすぐにできる方法ですので、1度試してみてください。その詳しい方法は「絶対に騙されない!屋根修理詐欺の実態と悪質な修理業者の見分け方」でご確認ください。面白いように、たちまちその業者が優良業者かそうでないかが分かります。

6. まとめ

屋根の構造について、分かりやすくお伝えしたつもりですが、ご理解していただけたでしょうか?ご不明な点があれば、いつでもお問合せくださいね。

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越尾 酉太

越尾 酉太

ルーフパートナー管理者の越尾酉太です。一般社団法人 日本損害保険協会の鑑定人でもあります。火災保険で屋根修理出来ることが、保険加入者の「当然の権利」であることを皆様にお伝えするため、日々奮闘中です。

お役に立てましたら、一人でも多くの方にシェアをお願いいたします。

ご質問・ご相談などお気軽にお書きください。

3 コメント - "住宅の屋根構造を5つのポイントで分かりやすく説明"

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特命
ゲスト

屋根修理の際、軒先の角を三角形に切り取り下地がありません。切り取った面積は畳一枚を三角に半分切った状態。瓦は下地がなくルーフィングのみの上からひいてあり上から見ると長方形に下までひいてある。三角の部分は瓦を浮かして、その下をアルミ?の水受けが通っています。後々の水漏れが心配です。直してもらうにはどのような方法がありますか? 

匿名 希望
ゲスト

屋根修理の際、軒先の、のじいたを三角形に切り取ってありません。三角に切ったのじいたは畳一枚を三角に半分とった程度の面積。その上に直接ルーフィングをはり瓦が浮いている状態です。その浮いた下をアルミ?の水受けが通っています。瓦の下を水が流れる状態。瓦の見た目は下までひいてあるので長方形になっています。家の水漏れが心配です。直してもらうにはどのような方法がありますか?