自分で瓦を修理する3つの方法|屋根業者が駄目なワケ

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瓦修理ご自宅の瓦が気になっていませんか?例えば、庭に瓦の破片が落ちていたり、2F窓から見ると瓦がずれていたりして。または、近くで工事中の屋根業者から「瓦が割れているよ」と言われて、瓦の修理業者を探されていませんか?

瓦に欠けやヒビがある場合は、早めに直すことをオススメします。瓦が不具合をほっておくと見た目も悪いですが、瓦の割れ目から雨水が浸み込み、屋根が腐食することで大きな事故につながることがあります。

今回は、自分でもできる瓦の修理方法と、それにかかる費用をお伝えいたします。それと、業者を選ぶ際のポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 1.そのまま放置するとこうなります。

26屋根崩落

ここでは最悪の場合をお伝えいたします。それは屋根全体の崩落です。

●瓦の割れ目から雨水が瓦下地の野地板まで浸入します。

●野地板が雨水によって腐食してボロボロになり、穴が開きます。

●屋根の骨組みである垂木にも雨水が染み込み、腐食し、強度が著しく低下します。

●瓦の重みや雨水の重みで屋根に大きな穴が開き、崩落します。

 まるで大きな岩が落ちてきたかのように甚大な損害を被ることになります。

もちろん、このような例は稀ではありますが、雨漏りの箇所によっては長い年月放置していたら、本当にこのような事態になります。瓦の異常を発見したら、早期修理をしなければなりません。では、まずは自分でもできる瓦の修理方法から知っておきましょう。

 2.自分でできる3つの瓦修理方法

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瓦の割れやズレを発見してしまったら、雨漏りが気になってしまいますよね。雨が降ったら大変だからと、急いで業者に電話しても中々来てくれないことも…。そんな時は、自分で瓦を修理してしまうことも1つの対策です。

最近ではホームセンターでも材料や工具を揃えることもできますので、高所恐怖症でなければトライしてみましょう。ただし、ここでの修理方法はあくまでも応急処置としてお考えください。後にタイミングを見計らって業者に依頼されるのがいいでしょう。また2F3Fの瓦を修理する場合は、転落・落下の危険があるので、必ず業者に依頼して修理してください。

まずは、瓦の上を歩く際の注意点からお伝えします。

注意点

26かわら山・谷

基本的な瓦には、山(盛り上がっている部分)と谷(中央の窪んだ部分)があります。この谷部分の中央や山部分の端で割れてしまいます。

瓦の上を歩くときは、必ず瓦の谷部分を縦に踏むようにしてください。横に踏んだり、山部分を踏むと瓦が割れてしまう可能性があります。1枚瓦が割れているということは、その他の瓦も割れやすくなっているので、特に気をつけてください。

2-1. 割れた瓦を防水テープで修理する方法

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①:割れた瓦を一旦取り除く

他の瓦を割らないように瓦の谷部分の上を歩くよう心掛けましょう。もちろん、落下にも注意してください。

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②:割れた面と防水テープを貼る面を清掃

水分と油分を取り除くようにしてください。特に油分があると防水テープの粘着力が著しく低下します。

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③:防水テープで割れた瓦を元の形に戻す

この際に、しっかりとテープを貼り付けて瓦が崩れないように気をつけてください。三重四重にテープを貼ることをおススメします。

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④:取り除いた瓦の下地部分を点検確認

その際に穴や不要物がないかなども確認してください。穴があれば、雨漏りの原因になるので修理しましょう。

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⑤:元通りに差し込んで完了

この時に周りの瓦を割ったり、ずらしたりしないように気をつけてください。また、雨水の流れも確認して問題があるようであれば、防水テープで塞いでください。これで完了です。

※色違いが気になる方は、瓦と同系色のスプレーをすることをおススメします。

2-2.割れた瓦を新しい瓦と取り替える方法

この方法は非常にシンプルです。屋根に上り、割れた瓦を外して新しい瓦を元に位置に戻すだけです。ほとんどの瓦は、クギなどで固定されていませんので、手で簡単に動きます。素人の方でも他の瓦並びを参考にすれば見よう見まねでできるでしょう。

 【注意事項】瓦はホームセンター等では販売していない場合が多い。

同じ形の瓦は、入手困難な場合もあります。そんな場合は、瓦をたくさん積んである瓦屋さんにお願いすれば、安く分けていただけることもあります。しかし、すでに同形の瓦は製造されていないこともあります。そんな場合は、次にお伝えする「割れた瓦をパテで修理する方法」を試してみてください。

2-3. 割れた瓦をパテで接着する方法

この方法は近年ではあまり見かけません。その理由は思ったより手間が掛かり、ある程度の経験が必要だからではないでしょうか。それでも一応、瓦パテによる接着法もお伝えしますね。

 ①:割れた瓦を引き上げて掃除

特に割れた面の油分と水分は完全に取り除いてください。

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②:割れた面に瓦パテを塗り込み

割れた瓦が元の形になるようにしっかりと両手で押さえてください。瓦の表面、裏面に余分な瓦パテがあればヘラなどを使って割れ面に詰め込んでください。それでも余るようなら、ふき取り、滑らかにしてください。

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③:取り除いた瓦の下地部分を掃除

その際に穴等の不具合がないかも確認してください。

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④:パテした瓦の下支えをガルバリウム鋼板で作成

瓦パテだけの修理だと強度が低いので、瓦の形を固定できるようにします。まずは、曲げることができる程度で比較的硬めのガルバリウム鋼板を準備します。大きさは瓦より少し小さめにカットします。瓦の山と谷に沿って曲げます。この曲げ度合いを間違えると瓦パテが固まる前に形が崩れてしまいますので、しっかりと瓦の山と谷に合わせましょう。

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⑤:元に戻して完了

成形したガルバリウム鋼板を該当箇所に差し込みます。その上にパテで修理した瓦をのせて完了です。

【注意事項】瓦をのせる時は、雨水の流れに気をつけてください。またパテで修理した瓦にはクギ打ちしないほうが無難です。なぜならば、強度が低いので、その衝撃で割れてしまう可能性が高いからです。

3.自分で瓦修理した場合の費用

ここでは、上記の3パターンの修理方法にかかる平均的な費用をお伝えします。

3-1.テープ修理での費用

●防水テープ:約600円~1,200円

16防水アルミテープブチル:ニトムズ

おススメ防水テープは「ニトムズ-J2170-防水アルミテープ」です。
購入先⇒http://www.askul.co.jp/p/4302485/

●瓦用スプレー:約750円

26屋根スプレー

おススメスプレーは「アサヒペン トタン・かわら屋根補修用スプレー 」です。
購入先⇒http://item.rakuten.co.jp/color-harmony/asahi-hosyusupure-300/

●雑巾:約100円

16雑巾

総額:約2,000円

 

3-2.取替えでの費用

新しい瓦購入費用

瓦1枚:数百円

 

3-3.瓦パテでの費用

●瓦パテ:約600円

 26かわらパテ2

おススメは「家庭化学工業 瓦パテ」です。
購入先⇒http://kakaku.com/

●ガルバリウム鋼板:約2,000円

 おススメ購入先⇒http://www.rakuten.co.jp/

●金切りバサミ:約1,500円

 26金切りバサミ

 

おススメは「SK11 ストロング万能ハサミ SST-250」です。
購入先⇒http://www.amazon.co.jp/

●雑巾:約100円

 16雑巾

総額:約4,200円

 

4.業者の瓦修理方法

業者が行なう具体的な修理方法は、瓦の交換工事になります。テープ修理やパテ修理は、あくまでも応急処置としてお考えください。優良業者は必ず、瓦の交換工事を行ないます。(瓦ずれのみは除く)

4-1.割れた瓦を取り除く

11割れた瓦

その際に回りの瓦を割らないように慎重に作業します。

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4-2.瓦の下地を点検

14かわら1枚交換前

ついでにホコリや異物があれば取り除きます。下地に問題があれば、その補修も行ないます。

矢印↓

4-3.新しい瓦を設置

11かわら1枚交換完了

位置を調整して完了です。雨水の流れを考慮してコーキングが必要であれば、コーキングも行ないます。

5.業者の瓦修理の費用目安

瓦1枚交換工事 約1万円~3万円 

 

※瓦1枚のみ交換の金額です。複数交換の場合、金額はアップします。また、あまりにも交換枚数が多い場合は、屋根全体が傷んでいる可能性が高いので、屋根の葺き替え工事をおススメすることがあります。

【よくある質問】
風でお隣から物が落ちてきて瓦が壊れた場合は、お隣に払ってもらえるの?

 

結論から申し上げますが、基本的には払ってもらえないと思っていたほうがいいと思います。

法的には、簡単な言葉でいいますと、ごく普通の風で物が落ちて危害を加えてしまうことをお隣さんが承知していた場合は、修理代を支払う責任があるとのことですが、それはあくまで法律論であり、現実にそんなことは、ほとんどあり得ないですし、例えあったとしてもそれを立証することもほとんど不可能です。(意図的な行為でも立証は難しいですが、風などの自然災害なら99.9%無理です)

 

もし、例えお隣から風の影響で物が飛来してきて、ご自宅に何らかの損害を受けても泣き寝入りしかないのが現実です。たとえ、普段お隣さんと仲良くしてても難しいでしょうね。ご近所さんなので、今後のことも考えて修理代の請求などはされないほうが得策といえます。

 

しかし、そんな時のために火災保険があるのではないでしょうか。火災保険の風災補償なら、風で壊れたのであれば、お隣からであっても、相手が不明であっても、被災(修理)費用は保険でカバーされます。自分の身は自分で守るしかないのです。

 

 

火災保険の風災補償のことを知りたい方は「知らないと損!屋根修理を火災保険で無料にする方法」にその詳細がありますので、よろしければご覧ください。

6.業者を選ぶ際の3つのポイント

6-1.屋根業者ではなく、屋根修理業者を選ぶこと

屋根業者とは、屋根の葺き替え工事や重ね葺き工事(カバー工法ともいいます)をメイン業務にしている業者です。つまり屋根全体を新しく作り変える作業を得意としています。そのための知識や経験は豊富で、また大掛かりな工事になるため、専門職人も多く抱えておられます。職人がたくさんいるってことはどうしても人件費が多くなります。そのため、瓦修理などの小さな工事は敬遠されがちです。

26職人10人

 一方、屋根修理業者は文字通り、屋根を修理する業務をメインにしています。屋根の修理とは、瓦や漆喰、雨どいの補修や一部交換工事などです。雨漏り修理もメイン業務に入るでしょう。また、少人数精鋭の業者がほとんどですので、少額な工事でも喜んで対応してくれます。

 26職人2人1

あなたの要望と合致する業者はどちらでしょうか?もうお分かりですよね。今回のような瓦修理をご希望でしたら、迷わず屋根修理業者に問合せをしましょう。

また、技術的な面からも屋根修理業者をお勧めいたします。実は、屋根を新しく建て換えると技術と、屋根を修理する技術とは、似て非なるものなんです。

屋根材を全て撤去して、ゼロから施工する技術はいわば、画家のような存在です。瓦を修理する技術はいわば、絵画修復士のような存在です。絵画の完成という結果はほとんど同じですが、その作業工程は微妙に異なります。

6-2.訪問販売業者は、選ばないほうがいい

ピンポンとチャイム鳴り、「お近くの○○様宅で工事させていただくものです。ごあいさつに来ました」と訪問してくる業者がいますよね。玄関先に出るとあいさつ後、「ちょっと拝見したところ、お宅の瓦、割れていますよ。今なら近くで工事予定が入っているので、お安くしますよ。ぜひ、屋根を見させてください。」と言ってくる業者は、悪徳業者なのか?それとも親切な業者なのか?

その答えは、親切な業者ではありません。ただ単に自社の都合に合わせて営業活動しているに過ぎません。

よく考えてみてください。「他のお客様の修理ついでに、あなたの屋根も修理しませんか?」と言ってきているのですよ。そんな失礼なことをする業者は親切とはいえませんよね!

この手の営業活動は昔からの常套手段で、実はほとんどの場合「他のお客様の修理」はありません。そのような嘘をついてまで親切を装う業者は、悪徳業者の可能性が高いでしょう。

6-3.電話1本で優良業者は探し出せます

インターネット上では、悪徳業者の情報や実態は多く見つけることができます。逆に情報がありすぎて、一体どの業者を選べばいいのか、分からなくなりますよね。

そんなときは逆転の発想です。悪徳業者を調べるのではなく、優良業者を探すことです。先ほどの火災保険の風災補償の存在を活用すると、たった1本の電話で優良業者探し出すことはできます。

「突風で瓦が壊れたのですが、安く修理していただけますか?」と電話で問合せするだけです。

これならだれでも簡単にできますよね。【注意】突風で壊れたと感じていなくても、あえてこのように問合せしてみてください。

なぜ、たったこれだけの電話問合せで、その業者が優良であるかないかが分かる理由は「屋根修理の詐欺被害に遭わないたった1つの方法」を読んでいただければ、納得されると思います。

7.まとめ

この記事では、自分でできる瓦の修理方法と、その費用をご理解していただけたと思います。今回の「業者を選ぶ際の3つのポイント」も参考にしていただいて早期に瓦を修理してみてくださいね。

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越尾 酉太

越尾 酉太

株式会社ジャスト 社外相談役の越尾酉太です。一般社団法人 日本損害保険協会の鑑定人でもあります。火災保険で屋根修理出来ることが、保険加入者の「当然の権利」であることを皆様にお伝えするため、日々奮闘中です。

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