「カーポートが壊れたんだけど、どうしたらいい?」
「安く修理をしたいからおすすめの業者を教えて!」
カーポートが割れたままだと、車に雨が当たることを防げません。
また車から降りて家に入るまでに、雨に濡れてしまうこともあるでしょう。
このような状態を避けるために、カーポートが壊れたらできるだけ早い修理が必要です。
しかし修理にどのくらい費用が必要なのかを知らないと、ぼったくり料金を取られることもあります。
本記事では、カーポート修理の費用相場と、できるだけ安くカーポートの修理をする方法をご紹介します。
本記事を読むと、できるだけ安い値段で優良業者にカーポート修理を依頼できます。ぜひ参考にしてください。
カーポート修理の費用相場
カーポート修理の相場は、3~20万円です。費用の相場は以下のとおり。
カーポート修理の種類 | 修理費用の相場 |
---|---|
屋根パネルの交換(1枚のみ) | 25,000~35,000円 |
屋根パネルの交換(複数枚) | 15,000~20,000円/1枚 |
アルミ枠の設置 | 20,000~150,000円 |
支柱の交換・修理 | 70,000~100,000円 |
カーポートの再設置 | 150,000~400,000円 |
ここでは、それぞれのカーポート修理の事例を見ていきましょう。
屋根パネルの交換(1枚のみ)
黄色い丸のところに破損があったので、破損のあるパネルを取り外し、新しいパネルを取り付けました。(費用目安 : 3万円)
屋根パネルの交換(複数枚)
大雪の影響で屋根パネルが8枚破損したので、すべて新しいパネルに交換しています。(費用目安 : 15万円)
アルミ枠の設置
上記は、星工務店さんが施工した工事です。
手前から2つ分が壊れているので、壊れた部分が撤去されています。(費用目安 : 5万円)
支柱の交換・修理/カーポートの再設置
カーポートの支柱を交換したいとき、現在のものと同じ支柱があるかを確認する必要があります。
その理由は、設置した当時に使っていた材料がすでに売っていない可能性があるから。
支柱はそれぞれ取付金具が違うので、同じ支柱がないときは再設置が必要です。
(費用目安 : 支柱の交換・修理→7万円、カーポートの再設置→25万円)
修理費用を抑える方法
カーポートの修理費用を安くする方法は3つあります。
- 修理費用の相場を知る
- 相見積もりをする
- 火災保険を使う
どの方法も費用を安くできますが、メリットとデメリットがあります。
それぞれのメリットデメリットは表のとおりですので、参考にしてください。
費用を抑える方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
修理費用の相場を知る | ぼったくられなくなる | なし |
相見積もりをする | 安い業者を見つけられる | 時間がかかる |
火災保険を使う | 無料で修理できる可能性がある | 適用されない可能性がある |
ここではカーポートの修理費用を安くする3つの方法を詳しく見ていきます。
修理費用の相場を知る
修理の相場を知ることは、あなたのお金をぼったくり業者から守れるのです。
ぼったくりを狙う修理業者は、あなたから少しでも多くお金を取ろうとしています。
そしてカーポート修理の経験がない人は、業者に言われるがまま高い料金で契約してしまうのです。
このような状況を避けるためには、あなた自身が修理費用の相場を知ることが重要です。
以下の表から大きく離れた料金を提示されたら、ぼったくり業者の可能性があります。
さらに安く修理したい人は、複数の業者から相見積もりをとることがおすすめです。
カーポート修理の種類 | 修理費用の相場 |
---|---|
屋根パネルの交換(1枚のみ) | 25,000~35,000円 |
屋根パネルの交換(複数枚) | 15,000~20,000円/1枚 |
アルミ枠の設置 | 20,000~150,000円 |
支柱の交換・修理 | 70,000~100,000円 |
カーポートの再設置 | 150,000~400,000円 |
注意:カーポートの状態によって、修理費用は変動します。
相見積もりする
「相見積もりってなに?」という人のために解説すると、”相見積もりは、何かの商品・サービスを購入するときに複数の業者から見積もりをとること”です。
複数の業者から見積もりをとることで、ぼったくり料金を取られることがなくなったり、できるだけ安い料金で修理を依頼したりできます。
カーポートの修理をするなら、複数の修理業者から見積もりをとることで、できるだけ安く修理を依頼できるでしょう。
「安くなるのはわかるけど、何個も見積もりをとるなんて面倒くさいよ」という人もいると思います。
こういう人には、修理業者を選んでくれる無料サービスヌリカエの利用がおすすめです。
登録されているのは優良業者ばかりなので、工事の質は高く、ぼったくり料金を取られることもありません。
火災保険を使う
あなたの家のカーポートが、台風や強風などの自然災害の影響で壊れたときは、火災保険の適用対象になる場合があります。
「火災保険って火事でしか使えないんじゃないの?」と考えた人も多いでしょう。
しかし火災保険の適用対象は広く、自然災害も含まれます。
カーポートの修理に火災保険を使うときは、一つ注意してほしいポイントがあります。
それは「火災保険を使うと必ず無料修理ができますよ」という提案に乗らないこと。
たしかに火災保険を使って、無料でカーポートの修理ができる可能性はあります。
また火災保険が適応されて、無料でカーポートの修理をできた事例もあります。
しかし「お宅のカーポートを必ず無料で修理できますよ!」とは言い切れません。
後から「火災保険が適応されませんでした」と言われて、料金を請求される事例もあります。
このような事態を避けたい人は保険会社のホームページを見て、どのような状況なら火災保険が使えるのかを確認しましょう。
カーポートをDIY修理する方法
「できるだけ安くカーポートの修理をしたい」と考えたときに、選択肢の一つになるのがDIYです。
DIYは業者に頼む必要がなく、修理費用を抑えられます。
しかしDIYには大きなデメリットがあります。
それはDIYでカーポートの状態が悪化する可能性があること。
そしてDIYに失敗すれば、火災保険を使った修理が難しくなります。
「それでも、私はDIYで修理したいんだ!」という人のために、カーポートのDIY修理方法をご紹介します。
カーポートのDIY修理方法
カーポートのDIY修理は、以下の6ステップで行います。
- ヒビや割れの部分をドリルなどで穴を開けて丸くする
- ヒビや割れの周辺と上下を雑巾できれいに拭きとる
- 2枚のポリカーボネートをヒビや割れより一回り大きくカットする
- カットしたパネルに円を描くように瞬間接着剤を切れ目なく塗る
- 狙いを定めて一発でカットしたパネルをヒビや割れの部分に合わせて押さえる
- カーポート屋根の上からもカットしたパネルをヒビや割れの部分に合わせて押さえる
上記の手順でDIY修理を行うことで、写真のような修理を行えますが、DIYはおすすめしません。
その理由はDIY修理が危険なこと。
さらに火災保険を使えば、DIYより安く修理できる可能性があるからです。
DIY修理のリスク
基本的に、カーポートの修理を依頼するときは業者に頼むべきです。
その理由は、以下のとおり。
- ケガをする可能性がある
- 状態を悪化させてしまう
- 火災保険が適用されない可能性がある
順番に解説します。
ケガをする可能性がある
カーポートの修理は高所で行うので、落下しケガをする可能性があります。
カーポートのDIYは梯子を使った、不安定な足場での作業になります。
そのため、DIYの途中で落ちてケガをする可能性が十分あるのです。
状態を悪化させてしまう
DIYでの修理は、カーポートの状態を悪化させる可能性があります。
カーポートの一部が割れているとき、その周辺も割れやすくなっているのです。
そのためDIYするときの少しの衝撃でもカーポートの状態が悪化することがあります。
火災保険が適用されない可能性がある
あなたがDIY修理に失敗したときは、火災保険が適用されない可能性が高いです。
損保ジャパンは、火災保険の適用対象として「不測かつ突発的な事故」を挙げています。
つまり偶然の事故なら火災保険が適用されるが、故意の事故は適用されません。
DIYの失敗は突発的な事故でないため、保険適用外になる可能性が高いと考えられます。
火災保険利用で業者に依頼とDIYでの費用比較
ここでは火災保険を使って業者に依頼したときと、DIYしたときの修理費用はどちらが安いのかを確認します。
結論を言えば、修理費用が20万円を超えると火災保険を使って業者に依頼する方が安く修理できます。
修理費用が20万円を超えなければならない理由は、火災保険が支払われる条件が20万円以上だからです。
そのほかの火災保険が適用される条件が気になる人は『火災保険を使って屋根修理が0円でできる仕組みと確実な申請方法』をご覧ください。
下記の比較表は、カーポートの修理費用が25万円だったときの費用比較です。
カーポート修理の業者を選ぶときのポイント
ここでは、カーポートの修理業者を選ぶときのポイントを2つご紹介します。
- 信頼できる業者に依頼する
- 訪問販売業者は無視する
上記2つを意識すれば、修理で失敗する可能性を大きく下げられます。
信頼できる業者に依頼する
修理業者を選ぶときの1つ目のポイントは、信頼できる業者に依頼することです。
「信頼できる業者がわからないんだよ」と考えた人もいるでしょう。
そういう人のために信頼できる業者の選び方をご紹介します。
- 以前、サービスを受けて質のよかった業者
- 地域の人から信頼されている業者
あなたが以前に工事をしたことがあり、その業者のサービスがよければ、その業者に相談しましょう。
業者がカーポートの修理を行っていない場合は、カーポートの修理ができる業者を紹介してもらってください。
修理業者には横のつながりがあるので、優良業者を紹介してくれることがあります。
工事したことがない人や前の業者が悪かった人は、地元で信頼のある業者に相談しましょう。
地元の人から信頼されている業者ならば、修理の腕やサービスの質に問題は少ないはずです。
「これまでに工事したことがない」「地元で有名な業者なんて聞いたことがない」という人は、ルーフパートナーの検索ページからあなたが住んでいる都道府県をクリックしてください。
ルーフパートナーが厳選した、あなたの近くにある優良な修理業者を探すことができますよ。
訪問販売業者は無視する
修理業者を選ぶときの2つ目のポイントは、訪問販売業者を無視することです。
訪問販売業者は「無料で点検しましょうか?」と言ってくることが多いです。
しかし無料点検をさせてはいけません。
業者の中には、わざと故障させる業者もあります。
そして「お宅のカーポートが壊れていましたよ。安い料金で修理しましょうか?」と言ってくるのです。
このような訪問販売は昔から行われており、これまで多くの人が必要のない修理をされてきました。
ヌリカエを利用する
修理業者を選ぶときの3つ目のポイントは、ヌリカエを利用することです。
ヌリカエは優良な修理業者をあなたといっしょ見つけてくれる無料のサービスです。
また業者を探すだけではなく、助成金を申請するサポートや修理の相場も教えてくれます。
さらに見積もりをした業者からの営業を断れるか不安な人のために、お断り代行サービスもしています。
ヌリカエについて詳しく知りたい人は『ヌリカエの特徴や評判をわかりやすく解説』をご覧ください。
まとめ
今回は雨戸修理の費用相場と、できるだけ安く雨戸を修理する方法を紹介しました。
もう一度、安くカーポートを修理する方法を確認します。方法は3つあります。
- 相見積もりをする
- 助成金を使う
- 火災保険を使う
そして修理業者を選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。
- 信頼できる業者に依頼する
- 訪問販売業者は無視する
- ヌリカエを利用する
優良な修理業者に安い金額でカーポートの修理をするためにも、6つのポイントを意識してくださいね。