カーポート修理について知っておくべき5つのポイント

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カーポート修理「突風でカーポートの屋根が外れた」
「落雪でカーポートが歪んでしまった」
「車をカーポートに当ててしまい傷がついた」

このような理由でカーポートは壊れてしまい、どこで修理できるのだろうか、自分で修理できるのかな?と気になっていませんか?

通常 カーポートの修理は、エクステリア施工会社やリフォーム会社等で行なっています。また、壊れの程度によっては自分で修理することも可能です。

今回は、カーポートの修理事例とその費用目安、自分でできるカーポートの修理方法もお伝えしますので、参考にしてください。

1.業者によるカーポート修理事例

カーポートの破損状態によっては、屋根パネル1枚だけ交換~カーポートの再設置まで、いくつかの修理方法があります。それでは主な修理事例をお伝えします。

 1-1屋根パネルの一枚修理

OLYMPUS DIGITAL CAMERA→2gifOLYMPUS DIGITAL CAMERA

左から4枚目の屋根パネルに小さな破損(黄色印)があったので、そのパネルを取り外し、左から2枚目と3枚目を右にスライドさせた後に、一番左側にを新しいパネルと取り付けました。

1-2屋根パネルを複数枚修理

カーポート修理後:複数枚→2gifカーポート修理後:複数枚

屋根からの落雪で屋根パネルが合計8枚破損してしまいました。すべて新しい屋根パネルと交換しました。

1-3アルミ枠の修理

31カーポート修理:アルミ枠前→2gifカーポート修理:アルミ枠後

出典:http://mbp-saitama.com/hoshi-koumuten/column/3817/

1-4カーポートの倒れ修理

カーポート修理:倒れ前→2gifカーポート修理:倒れ後

 関東地域の2014年2月の大雪で、支柱の根元から倒壊してしまいました。幸いカーポート屋根やアルミ枠などの損傷はなかったので、地面の基礎部分の修理のみで済みました。

2.自分で行なうカーポート修理方法

31カーポート破損→2gif31カーポート破損加工写真

※屋根パネルのヒビや割れが、手のひらサイズまでの大きさの場合のみ下記の方法で試してみてください。それ以上大きい場合は、強度が足りなくなるので、屋根パネルの1枚交換をおススメします。

①ヒビや割れの鋭角部分をドリル等で穴を開け、丸くします

応力が分散してこれ以上ヒビや割れを大きくしないためです。

矢印↓

 

②ヒビや割れの周辺上下を雑巾できれいに拭きます

特に水分と油分を十分に取り除きます。

矢印↓

 

③ポリカーボネートの平板2枚をヒビや割れより一回り大きくカットします

ポリカーボネートとは、今 最も耐久性が高いと評判の屋根パネル材です。

矢印↓

 

④カットしたパネルに瞬間接着剤に円を描くように切れ目なく、塗ります

このとき、塗布面に切れ目があるとそこから雨漏りするので、気をつけましょう。また、手に付かないように手袋をしましょう。

矢印↓

 

⑤狙いを定めて一発でカットしたパネルをヒビや割れ部分に合わせて押さえます

2枚あるカットパネルの内、まず1枚目をカーポート屋根の下から押さえます。

矢印↓

 

⑥カーポート屋根の上からも上記⑤と同様にします

ヒビや割れの位置によっては、難しいかもしれませんが、工夫して行ないましょう。

以上で完了です。

くれぐれも、カーポートの屋根に上る際は、強度を考慮して実行してください。強度に不安があるときは、つっかえ棒などをして安全に備えましょう。

3.費用目安

ここでは、業者よる費用目安とDIYによる費用目安をお伝えします。

3-1.業者による費用目安

 屋根パネル交換(1枚)  25,000円~/1枚(材料代含む)
 屋根パネル交換(複数枚)  15,000円~/1枚(材料代含む)
 アルミ材交換  20,000円~/1工事(材料代含む)
 同型のアルミ材がなければ新規設置
 カーポート再設置  150,000円~(材料代含む)
 別途、廃棄費用あり

 

3-2.DIYによる費用目安

 ポリカーボネート2枚  数千円/1箇所
 その他必要なもの  瞬間接着剤・雑巾・脚立・電動ドリル・洗剤など

 

ポリカーボネートは、ホームセンター等でも購入時に希望のサイズにカットできます。また、下記サイトからも購入可能です。

おススメ購入サイト:http://www.acry-ya.com/acry-ya_new/semiorder/order_polyca_form.htm

 4.カーポート修理費用を実質0円にする方法

カーポートが落雪や突風などで壊れたのであれば、実質0円で修理することができます。そのワケは、火災保険の「風災・雪災・ヒョウ災」補償でその修理費用がカバーできるからです。

もし、すでに火災保険に加入済みでしたら、保険会社のホームページや保険証券で確認してみてください。風災・雪災・ヒョウ災の補償について書かれていると思います。

火災保険会社HP

出典 http://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/wind/
※平成26年7月1日に更新され 表示が異なっています。

火災保険パンフレット

パンフ三井住友火災

4-1.風災とは

強い風を原因とする災害を意味します。具体的には、突風でカーポートの屋根が吹き飛ばされたりしたような場合が風災に当たります。

どの程度の強い風が風災になるかは、下記の動画をご覧ください。

4-2.雪災とは

雪を原因とする災害をいいます。具体的には、屋根から落ちてきた雪でカーポートが壊れたりした場合も雪災に当たります。

3壊れたテラス

4-3.ヒョウ災とは

降雹を原因とする災害をいいます。具体的には、ヒョウ(雹)が降ったことによる屋根や窓ガラス、カーポートの破損等がヒョウ災に当たります。

31カーポート破損

 上記3つの災害でカーポートが壊れたのなら、保険会社がその損害額(修理費用)をお支払いすることを「風災・雪災・ヒョウ災」補償といいます。この「風災・雪災・ヒョウ災」補償は、ほとんどの火災保険・住宅総合保険に自動付帯になっていますので、おそらくあなたの火災保険にも含まれていると思います。

 風や雪などでカーポートが壊れたと保険申請すれば、保険会社よりカーポートの修理費用が支払われてあなたの負担金が0円で修理できます。

知らない方には、ビックリな話かもしれませんが、私たちは、千件以上の保険申請をサポートさせていただき、多くの方が保険でカーポートやご自宅を修理されているのは見てきましたので、ご安心してください。

注意:通常の火災保険では、敷地内の門扉や外壁も対象内なのですが、最近の火災保険では、自宅建物だけを対象にした保険も一部登場しています。その場合は、カーポートは対象外になりますので、修理費用を実質0円する方法は利用できません。

4-4.経年劣化や人為的な破損はダメ

「カーポート屋根パネルが太陽光でボロボロになっている。」
「車をぶつけてカーポートの支柱が傾いた。」

これらは「風災・雪災・ヒョウ災」でないため、火災保険で修理することはできません。

保険会社には分からないだろうと、保険申請してもすぐにばれてしまいます。それだけで済むのならまだいいのですが、一度そのような不当な保険申請をすると、次回申請時にあらぬ疑いを掛けられて不利益を被る可能性もありますので、絶対にそのような保険申請はされないようにしてください。

4-5.具体的な保険申請の方法

■専門業者・火災保険会社へ電話連絡(あなた)

■カーポートの被災確認後、見積書(保険請求書類)の作成(専門業者)

■見積書(保険請求書類)を保険会社へ提出(あなた)

■カーポートの被災確認後、損害額の確定(保険会社の鑑定会社)

■損害額(修理費用)の支払い(保険会社)

 4-6.保険申請は専門業者に任せるべき

これだけをみると、カーポート業者を呼んで見積りを出せば、一般の方でもできそうですが、あまりおススメしません。もちろんできなくはないですが、保険申請サポートを専門にした修理業者に任せることを強く推薦します。

その最大の理由は、カーポートが壊れているってことは、かなりの高確率で住宅屋根も風や雪で損害を受けているからです。カーポート業者では、住宅屋根の修理見積りを出すのは難しいではないでしょうか。

 ■理由①:住宅雨樋も保険申請専用の見積りができるから

住宅屋根からの落雪でカーポートが破損した場合、必ずといっていいほど屋根の雨どいも外側に開いています。意識して雨どいを見ないと気付かないかもしれませんが、放っておくと、後に雨水漏れの原因となります。もちろん、この雨どいの壊れも火災保険で修理できます。

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■理由②:住宅屋根も保険申請専用の見積りができるから

突風でカーポートが破損した場合も、その突風で住宅屋根の棟板金などが浮いてしまったり、漆喰部分が崩れてしまっていることもあります。屋根の上は周辺状況によっては、屋根に上ってみないと確認できません。私の屋根は大丈夫と言い切れませんよね。無論、屋根の壊れも火災保険で修理できます。

9突風で棟板金浮き2OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 このようにカーポート業者に見積りを依頼するより、専門業者に依頼した方が、数倍のメリットがあることはご理解していただけたでしょうか。もちろん、ご自身だけで保険申請をされることも可能ですが、餅は餅屋に任せたほうが、おトクなのではないでしょうか。

 5.優良業者を電話1本で見つける方法

みなさんが考える優良業者とは、どのような業者でしょうか。安い業者ですか?対応が早い業者ですか?技術を持った業者ですか?十人十色いろいろあると思いますが、私たちが考える優良業者とは、お客様のメリットを一番に考えて、実際に行動している業者だと思います。火災保険でカーポートの修理費用全額がカバーできれば、このほどのお客様メリットは他にあるでしょうか。

そこで、その業者が優良業者であるかどうかが簡単に分かる言葉があります。

 「突風でカーポートが壊れたのですが、安く修理していただけますか?」

私たちは、この言葉を「魔法の言葉」と呼んでいます。意中の業者に、この「魔法の言葉」を電話で問いかけることで、その業者の経営姿勢まで分かります。

はじめに火災保険の加入確認をしない業者は優良業者ではありません。自社のメリットを一番に考えている可能性が高いです。

 実は保険申請というものは、結構、手間と時間が掛かってしまいます。保険申請して保険金額が確定するまでに長い場合は、2~3ヶ月も掛かります。その間にお客様が心変わりしてしまう可能性が高くなります。それに想定金額よりも保険金額が少ないと、再見積りもしなければいけませんので、非常に手間と時間を要するのです。

 乱暴な言葉にしますと、一般業者にとって保険申請は面倒くさいのです。

お客様に保険申請のことを知らせるよりも、さっと訪問して見積りを出して強引に契約を取ったほうが早くて楽なようです。(以前、提携希望で問合せの業者からそのように言われました。もちろん提携はしていませんが)

それって全くお客様のことを考えていませんよね。そんな業者に当たらないようにするため、一度「魔法の言葉」を使ってみてください。面白いほど業者の良し悪しが分かると思います。

6.まとめ

カーポートの修理費用の目安と、なぜ実質0円で修理できるのかはご理解していただけたと思います。今回の「魔法の言葉」を試して本物の優良業者に依頼してみてくださいね。

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越尾 酉太

越尾 酉太

株式会社ジャスト 社外相談役の越尾酉太です。一般社団法人 日本損害保険協会の鑑定人でもあります。火災保険で屋根修理出来ることが、保険加入者の「当然の権利」であることを皆様にお伝えするため、日々奮闘中です。

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皆様からのコメント

  1. 橋本真司 さんのコメント:

    カーポートに穴が空いてしまいました。経年劣化もあると思いますが、今年1月の雪の重みで抜けてしまったのです。保険が適用されるのでしょうか?
    また、御社に調査見積もり(屋根も含め)を依頼した場合の調査費用はどのくらいですか?
    因みに築18年です。

    • 越尾 酉太 越尾 酉太 さんのコメント:

      橋本さま

      お問合せありがとうございます。早速お答えしますね。
      一部の共済でなければ、基本的に火災保険でカーポートを修理できる可能性が高いと思います。カーポートと自宅屋根や雨樋も含めて被害額(修理費用)が20万円以上であれば大丈夫と思われます。
      また当社の調査費用ですが、その費用は修理工事価格に含まれているので、別途費用が発生することはありません。築年数も問題ありません。

      1月の雪からまだ1ヶ月経過していないので、非常にタイミングがいいです。早めに調査をして保険申請されることをお勧めします。

  2. 近藤めぐみ さんのコメント:

    初めまして質問ですが、近所のネコがカーポートに乗り屋根が壊れました
    この場合そのネコの飼い主が火災保険を使って直せるのでしょうか?

    • 越尾 酉太 越尾 酉太 さんのコメント:

      近藤さま

      基本的に損害保険が使えるのは損害を受けた側です。つまり今回の場合では近藤様の保険しか使えません。※保険種類によってはそうでない場合もありますが。
      近藤様が加入されている保険の補償タイプによっては、猫で壊れた場合でも保険で修理できるかもしれません。
      詳しくは、保険会社の窓口に相談してみてください。
      ※もしかしたら生命保険で対応できるかもしれませんが、私たちは専門外です。

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