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和瓦のことが丸わかり!和瓦の代表的な種類と修理の方法 – roof partner
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和瓦のことが丸わかり!和瓦の代表的な種類と修理の方法

新築時や屋根の葺き替え時に、今はやりのガルバリウム鋼板屋根にしようか、それともオシャレな洋瓦がいいかなとお考えではないでしょうか。

いや、しかし後悔しないためには、やはり日本の風土に合った和瓦が一番なのではと思い、和瓦のことを調べられていますよね。

そこで、今日の記事では、和瓦の基礎知識とその特徴、代表的な和瓦の種類や寸法、納まりなどについてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

和瓦の基礎知識

まずは、和瓦のことを知る前に知っておいて欲しい和瓦の基礎知識2つをお伝えします。

和瓦とは

粘土質の土をいわゆる皆さんがご存じの瓦形にして、乾燥された後、1,000度~1,250度の熱で焼いた陶器瓦のうち、和風住宅にマッチした形状のものを和瓦といいます。

よく似た瓦にセメント瓦がありますが、その名のとおり、陶器ではなくセメント製なので、和瓦とは異なります。

和瓦以外に他に呼び方が3つある

和瓦には、和瓦という呼び方のほかに、下記3つの名称でも呼ばれています。もちろん、どの呼び方でも同じ和瓦のことを指しています。

和瓦には4つの特徴があります

この項目では、他の屋根材や瓦とは異なる和瓦の特徴4つをお伝えしています。

特徴① 重量がある

和瓦の重量は平均で約45kg/㎡あります。一方、スレートは平均で約24kg/㎡で、ガルバリウム鋼板屋根は平均で約4kg/㎡です。

比較すると、和瓦は他の屋根材よりも2倍~9倍も重量があります。当然住宅の高い部分の屋根が重くなるので、耐震性は良くはありません。

特徴② 勾配がきつい

勾配とは傾斜角度のことです。建築基準法ではそれぞれの瓦によって最低勾配が定められています。具体的には、和瓦は4/10以上です。

ちなみに和瓦以外は、3/10以上または1/10以上と勾配はゆるくなっています。一般的には、勾配がきついほど雨漏りはしにくくなりますが、施工費用は高くなります。

特徴③ 塗装をしないのが一般的

和瓦の表面には、釉薬があるものとないものがありますが、釉薬がある和瓦は、表面がツルツルしているので、塗料をうまく塗ることができません。

また釉薬がない和瓦は、その表面の風合いをあえて見せているので、塗装をするとその独特の風合いが台無しになってしまいます。

特徴④ 高耐久性でメンテナンスが不要

粘土を高温で焼くことで製造される和瓦は、その材質は粘土→陶器に変化しています。そのため、耐久年数は100年以上と言われるほど高い耐久性があります。

衝撃を受けてヒビや割れがない限り、和瓦自体のメンテナンスは不要です。ただし漆喰など屋根全体のメンテナンスは必要になります。

代表的な和瓦の種類は2つあります

ここでは、多くの人が見かけたことがある代表的な和瓦の種類を2つお伝えしています。

種類① 釉薬瓦

粘土を瓦形にして乾燥後、ガラス質の釉薬を表面にかけて焼いた瓦です。その釉薬の成分によって青色や黄色などに色合いが変化します。

種類② いぶし瓦

釉薬は全く使用しないで、焼いた後に極力、空気を遮断方法で製造されています。空気を遮断=「いぶされる」ことによって、瓦表面の炭素に膜を形成させ、独特の風格がある瓦です。つまり、無釉薬の和瓦ともいえます。

和瓦の納まりと寸法について

この項目では、一般的な和瓦の納まりと寸法について、一般の人でも分かるようにお伝えしています。

和瓦が屋根に設置されるときの納まり図

屋根の広い面を2つに切断した時の断面図です。一般的には、上記図のように和瓦は野地板の突起箇所に引っかけて一部が重なるように設置されています。

表面に見える寸法は平均で縦22.2センチ×横24センチ

屋根断面図から分かるように目に見える部分の寸法は、縦は7.4寸=約22.2センチになり、横も隣の和瓦と重なる部分があるので、8寸=約24センチになります。

※1寸=3.03センチなので、「7.4寸=約22.2センチ」「8寸=約24センチ」の計算にしています。

和瓦と洋瓦との違いは主に形状

以前の洋瓦は、セメント製や未釉薬のものがほとんどでしたが、最近では、陶器製で釉薬がかけられている洋瓦も登場していますので、和瓦との違いは形状だけになってきたと思っていいでしょう。

主な洋瓦の形状には、「S形」「平板」「混ぜ葺き」の3つがあります。それぞれの特徴など詳しい違いは http://www.wisecraft.co.jp/ で解説されていますので、よろしければご覧ください。

和瓦修理を実質0円にできる方法

もしも、和瓦の修理を検討中でしたら、耳寄りな情報があります。その和瓦修理の費用が負担金0円になるかもしれません。その方法とは、火災保険で和瓦を修理する方法です。

実は、住宅ローン時に加入されたなどのごく普通の火災保険にも風災補償というものが自動で付いています。その風災補償を活用すれば、100%合法的に和瓦の修理費用を実質無料にできるのです。

詳しい仕組みは「知らないと損!屋根修理の費用目安と0円で直してもらう方法」で説明していますので、すでに火災保険に加入済みの方には必見です。

まとめ

この記事では、和瓦の基礎知識とその特徴、代表的な和瓦の種類、洋瓦との違い、0円で修理できる方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

瓦を普段目にする機会はほとんどないので、屋根業者などの専門知識がある人からアドバイスを受けた後に、ご自身で瓦の種類や修理方法を決断されることをお勧めいたします。